世界で一番売れているスコッチウイスキーは何か知っていますか?
そう!ジョニーウォーカーです!!
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日本で人気のあるのはジョニーウォーカー赤・黒で、それぞれジョニ赤、ジョニ黒で親しまれています。
ウイスキーを飲みなれていない人にもぜひおすすめしたい銘柄ですが、一番売れているスコッチウイスキーだからと言って美味しいかどうかはわかりませんよね?
飲んでみたら「臭かった」「美味しさがわからない」と言うこともありえます。
味覚は人それぞれですからね。
それでは、この記事を通してジョニーウォーカーがどんな味なのかを紹介します。
ウイスキー初心者の人にもおすすめできる理由はちゃんとありますからね!
この記事を最後まで読めば、ジョニーウォーカーの美味しさとウイスキーが苦手な人にも飲みやすい飲み方がわかりますよ!
ここからウイスキーが好きになって、お酒の楽しみが広がるかもしれません。
それではジョニーウォーカーの魅力について紹介していきます!
この記事でわかること
ジョニーウォーカーが世界で愛されている秘密
ジョニーウォーカーの美味しい飲み方
ウイスキーは超絶美味しい
Contents
ジョニーウォーカー赤ってどんなウイスキー?【飲み方紹介】
世界で一番売れているスコッチウイスキーとは一体どんなものなのでしょうか?
ジョニーウォーカーの歴史は、親子三代で気付き上げたものです。
世にジョニーウォーカーが誕生するまでを紹介します。
ジョンウォーカー&サンズ社の創業者『ジョン・ウォーカー』
ジョン・ウォーカーは1805年、スコットランドの南西に位置するキルマーノックという町で生まれました。
農場を経営していた父親は、ジョンが14歳の時に亡き人になってしまいます。
大黒柱をなくしたウォーカー一家は農場を売却することを決意し、得た資金で食料雑貨店をオープンさせました。
当時ジョンは15歳でしたが、父親の代わりに家族を養うため店主として店に立つのでした。
これがジョンウォーカー&サンズ社の創業と言われています。
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1823年に酒税が引き下げられたのをきっかけに、様々なアルコール飲料を取り扱い店は大成功。
軌道に乗ったジョンは1825年以降、ウイスキー事業を中心にするようになり、念願の蒸留所の開設もできました。
ジョンは特に安定した品質にこだわり、他の蒸留所からも大麦麦芽のモルト原酒を取り寄せてはそれらをうまくブレンドしました。
そうして作った自家製スコッチウイスキーを、自身の名前と故郷の名をとって「ウォーカーズ・キルマーノック」として売り出し、一定の知名度を得ることが出来たのです。
ジョンウォーカーはその後、1857年に死去してしまい、事業は息子のアレクサンダーに引き継がれました。
事業を拡大させた二代目『アレクサンダー』
父親のジョンが様々な商品の小売販売をしていたのに対し、アレクサンダーはウイスキーの自家製造を強化し、卸売り事業も始めます。
キルマーノックの町に鉄道が開通したことをうまく事業に活かし、ウイスキーの卸先を増やして利益を上げていきます。
この頃になると、現在の角ばったジョニーウォーカーのボトルデザインになりました。
箱に詰める時に起こるボトル間の隙間を限りなく減らし、一度に運ぶボトルの量を増やすことで更に利益を上げていきました。
現在の斜めのラベルもこの頃に発案されました。
四角くなったボトルは面積が少ないため、ラベルがより見えやすくなるように斜めに貼るようになったのです。
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1865年になると、アレクサンダーは自家製モルト原酒に他社のグレーン原酒をブレンドして販売する方法に切り替えることを決めます。
大麦麦芽のモルト原酒よりも、穀物で出来たグレーン原酒の方が量産できるためです。
モルト原酒とグレーン原酒をブレンドして生まれたブレンデッドウイスキーは「オールドハイランド」と名付けられ、後にジョニーウォーカーとなる原型のウイスキーが誕生したのです。
その後、1889年にアレクサンダーは死去してしまい、ウイスキー事業は息子のジョージとアレクサンダー2世に引き継がれました。
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ジョニーウォーカーを生み出した三代目『ジョージ』と『アレクサンダー2世』
三代目となるジョージとアレクサンダー2世は1909年、自家製ブレンデッドウイスキーのオールドハイランドの名を「ジョニーウォーカー」と改め、新たなブランドを立ち上げました。
ジョニーウォーカーの名は創業者であるジョンの愛称からとったもの。そしてシルクハットにコート、ステッキを持って歩く男性のロゴマークは、生前のジョンの姿でした。
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ジョニーウォーカーは6年物の白ラベル、10年物の赤ラベル、12年物の黒ラベルが発売され、ジョニーウォーカーはイギリス国内のみならず、世界歴に広まっていき現在に至るのです。
その後、最古年物の青ラベル、18年物の黄金ラベル、15年物の緑ラベルが発売されています。
ジョニーウォーカー赤のおすすめの割り物【飲み方紹介】
アルコール度数 | 40% |
内容量 | 700ml |
参考価格(ネット販売) | 1,200円 |
香り | シナモン・ペッパー |
味わい | バニラ・フルーティー・スモーキー |
ジョニーウォーカー赤は価格が安い割には、スコッチのスモーキーさもしっかり感じることが出来るウイスキーです。
世界で一番売れているスコッチウイスキーと言うだけあって、安さからは想像も出来ないようなしっかりとした味わいです。
ここからはジョニーウォーカー赤のおすすめの飲み方を紹介します。
ハイボール
やはりハイボールは鉄板でしょう。
とくに価格の安い1000~2000円代のウイスキーであれば美味しく飲むことが出来ます。
ジョニーウォーカー赤はバランスのとれた味わいで、スコッチ特有のスモーキーな感じとしっかりと甘みも感じることが出来ます。
ハイボールにすれば、炭酸のサッパリとした飲み口とスコッチの香ばしい香りを楽しむことが出来ますよ。
おすすめの比率はウイスキー:炭酸水[3:7]です!
ウイスキーが多少強めでも、ジョニーウォーカー赤ならば嫌な臭みは感じないので美味しく楽しむことが出来ます!
↓ハイボールについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考に!↓
水割り
水割りもおすすめです。
ジョニーウォーカーはスコッチです。
スコッチウイスキーは独特の臭みがあるものが多いので、臭いで苦手に感じる人も少なくありません。
臭いが苦手な人は水割りで飲んでみましょう。
水で割ることでアルコールの臭みが和らぎ、奥に隠れていた香ばしい香りを感じることが出来ます。
↓水割りについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考に!↓
ロック
少し飲みなれてきたらロックを試してみて下さい。
もともとアルコールの刺激が弱めなジョニーウォーカー赤ですので、ロックでも十分に美味しく飲めるでしょう。
氷が解けて加水されれば、奥から甘く香ばしい香りが漂ってきて匂いでも楽しめるはずです!
ロックで飲む際は大きめの氷を使うとゆっくりと味の変化を楽しめますよ。
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ミルク割
ジョニーウォーカー赤のバランスの取れた味わいは、ミルクで割っても美味しいですよ!
ウイスキーはミルクで割ることで、ミルクに含まれる油分によりアルコール臭が和らぎます。
口当たりは柔らかで、奥からスコッチのスモーキーな味わいがやってきます。
スコッチのミルク割はウイスキーパンチというカクテルで、少量の砂糖を混ぜればさらに美味しくなります。
アイスでもホットでも飲めるので、季節で飲み方を変えても面白いですね!
おすすめの比率はウイスキー:ミルク[1:4]です!
もう少しウイスキーが強くてもいいのですが、ジョニーウォーカー赤だと少し味が荒い印象になります。
それでも美味しいんですがね!
スコッチのミルク割はハマる人は超絶ハマりますよ!
ジョニーウォーカー赤の仲間たち【飲み方紹介】
ここからはジョニーウォーカーのその他のラベルを紹介します。
ラベルの色によって熟成年数が違いますので、全くちがった味わいを感じることが出来ますよ。
ジョニーウォーカー黒
アルコール度数 | 40% |
内容量 | 700ml |
参考価格(ネット販売) | 2,400円 |
香り | バニラ・樽 |
味わい | バニラ・フルーティー・スモーキー |
ジョニーウォーカー黒は、実に40種類もの原酒をブレンドしています。
すごいですよね!
熟成年数は12年となっています。
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ジョニーウォーカー黒は複雑でいて安定しているウイスキーです。
バランスがいいですが、悪く言うと飛び出た特徴はありません。
しかし、世界で一番売れているスコッチですから、万人に受ける上質なウイスキーと言うことですね。
赤と比べると価格は倍ほどしますが、更にランクの高いウイスキーを飲んでみたい人はぜひ飲んでみて下さい。
\週末の晩酌にどうですか?気になった人はこちらからチェックしてみて下さい!/
ジョニーウォーカー緑
アルコール度数 | 43% |
内容量 | 700ml |
参考価格(ネット販売) | 4,200円 |
香り | 樽・草・バニラ |
味わい | バニラ・フルーティー・スモーキー |
ジョニーウォーカー緑はグレーン原酒が一切使われていない、大麦麦芽のモルト原酒のみで作ったジョニーウォーカー唯一のモルトウイスキーです。
モルト原酒は「タリスカー」「リンクウッド」「クラガンモア」「カリラ」という蒸留所のものをキーモルトとして使われています。
(キーモルトとは、ブレンデッドウイスキーを構成する原酒の中でも香りや味わいの主軸となる原酒のことを言います)
熟成年数は15年となっています。
モルトウイスキーは総じて原酒の癖が出やすいものです。
ウイスキーを飲みなれていない人や、ウイスキーの臭みが苦手という人にはおすすめできませんが、もっとウイスキーを知りたい、ハマってきた人にはぜひ一度飲んでみてほしいウイスキーです。
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価格的には普段飲みするには少し高いかもしれません。
ですが、飲めば納得のクオリティの高さですので興味ある人はお試しください。
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ジョニーウォーカー青
アルコール度数 | 40% |
内容量 | 750ml |
参考価格(ネット販売) | 14,300円 |
香り | フルーティー・ピーティー |
味わい | フルーティー・スモーキー |
ジョニーウォーカーの中でも最高傑作と言われるウイスキーで、イギリス王室でも飲まれている至高の一品です。
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熟成年数は最古年数と表記され、50~60年も熟成された原酒をブレンドしているのです。
創業者のジョン・ウォーカーが残したレシピを使って作られています。
味わいは芳醇でまろやかで力強く、スモーキーな余韻が程よく続くようです。
人生で一度は飲んでみたいウイスキーではないでしょうか。いずれ挑戦したいと思います!
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ジョニーウォーカー赤の総評【飲み方紹介】
最後にジョニーウォーカー赤の総評を行います。
ジョニーウォーカー赤のおすすめポイント
- 価格が安い
- コスパがいい
- スコッチのスモーキーさを感じられる
- クセがなく飲みやすい
ジョニーウォーカー赤の残念なポイント
- 薬臭い
- 安いウイスキーの特徴で味が荒い
このような評価になりました。
悪い所もありますが、価格から考えたらかなりまとまった高クオリティなウイスキーであることは間違いありません。
クセがなく飲みやすいということもあり、スコッチウイスキー入門として飲んでみるのもいいかもしれませんね!
スコッチはまずはジョニ赤から始めてはいかがでしょうか?
ジョニーウォーカー赤の飲み方の紹介【まとめ】
ジョニーウォーカーは安定して高い品質を提供し続けていることで、世界から高い評価を得ているのですね。
特に最安値のジョニーウォーカー赤は、価格からは想像も出来ないような高い品質を実現しています。
ウイスキーを飲みなれていない人でも美味しく飲むことが出来るジョニーウォーカー赤を、ぜひ楽しんでください!
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