まだまだウイスキー勉強中のたこぷーです!
みなさんはウイスキーの作り方を知っていますか?
なんとなく蒸留する!くらいは想像できますが、詳しく説明できるほどってなかなか難しいですよね。
お酒好きな友人と飲んでいるときにウイスキーの製造方法についての話になり、当時何も知らなかった私はうなづくことしか出来なかったのを思い出します。
そんなことにならないように、この記事でウイスキーの製造方法について一緒に勉強しませんか?
なるべく簡単に、わかりやすく説明しますので、最後まで読んでいただけるととても嬉しいです!
あ、私ですか?
私たこぷーはこんな人です。
この記事でわかること
ウイスキーの作り方
ウイスキーは超絶美味しい
Contents
- 1ウイスキーの作り方【はじめに】
- 2ウイスキーの作り方をざっくり解説
- 2.1精麦
- 2.2糖化
- 2.3発酵
- 2.4蒸留
- 2.5熟成
- 2.6瓶詰
- 3ウイスキーの作り方【精麦】
- 3.1収穫~侵麦
- 3.2撹拌~発芽
- 3.3乾燥~除根
- 4ウイスキーの作り方【糖化】
- 4.1粉砕
- 4.2マッシュにして糖化
- 5ウイスキーの作り方【発酵】
- 5.1発酵槽に麦汁を入れる~酵母を投入
- 5.2発酵
- 5.3発酵終了のタイミング
- 6ウイスキーの作り方【蒸留】
- 6.1ポットスチル(蒸留窯)に移す~加熱
- 6.2蒸留を2回する
- 6.3ポットスチルの形状
- 7ウイスキーの作り方【熟成】
- 7.1樽に詰めて熟成
- 7.2樽にもこだわっている
- 7.3ウッドフィニッシュ
- 7.4マリッジ
- 8ウイスキーの作り方【瓶詰め】
- 8.1ヴァッティング・ブレンディング
- 8.2ボトルに詰める
- 9ウイスキーの作り方まとめ
ウイスキーの作り方【はじめに】
まず、ウイスキーにはモルトウイスキーと呼ばれるものとグレーンウイスキーと呼ばれるものがあり、更に二つを混ぜ合わせたブレンデッドウイスキーがあります。
それぞれの特徴は以下の通りです。
モルトウイスキー | ・原料が大麦麦芽のみ
・単式蒸留器で蒸留を行う |
グレーンウイスキー | ・原料は大麦、小麦、トウモロコシ、ライ麦、オート麦
・連続式蒸留器で蒸留を行う |
ブレンデッドウイスキー | モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたもの |
今回は、ウイスキーの中でも割合の多いモルトウイスキーについて紹介していきます。
グレーンウイスキーも大まかな作り方は同じなので、参考にしてくださいね!
ウイスキーの作り方をざっくり解説
まずは簡単に流れを紹介します。
後述で更に詳しく紹介していますので、ピンポイントで知りたい情報があったら覗いてみてくださいね!
奥が深くて面白いですよ!
精麦
精麦とは、モルトウイスキーの原料であるモルト(大麦麦芽)を作る工程です。
簡単な流れ
- 大麦を収穫する
- 水に浸してから空気に触れさせ発芽させる
- 乾燥させる
これでモルトは完成です。
一見すると簡単そうに見えますが、実はモルトが出来るまでに2~3カ月もかかるんです!
モルティングって大変なんですよ。
糖化
糖化は、モルトに含まれるデンプンを糖類に分解する工程です。
モルトのままだと糖類が少なく、十分なアルコールを作り出すことができません。
なので、まずはモルトに多く含まれるデンプンを糖類に変えることが必要になってくるんですね!
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発酵
発酵は、糖化した麦汁に酵母を加えて糖をアルコールに分解します。
糖化工程でたくさんの糖類が出来ているので、やっとアルコールを作り出すことができますね!
蒸留
蒸留では麦汁を専用の釜にいれ高温であぶり、水とアルコールを分離させ凝縮し、濃いアルコールを作り出します。
蒸留することで余分な成分を取り除けるので、アルコール度数の高いお酒が出来るんですね!
熟成
蒸留してできたアルコールを樽に詰めて、長期間保管し熟成させます。
熟成は数年、長いものだと何十年も熟成します。
樽の中で過ごしたアルコールは、さまざまな樽の成分を吸収してウイスキーとなります。
瓶詰
熟成が終わったウイスキーを樽から出して、味の調整を行ってからボトルに詰めていきます。
ここでやっと私たちが普段みているウイスキーになります。
ウイスキー一本出来るまでにはたくさんの工程と長い年月が必要です。
だからこそ、美味しくて感動できるものが出来上がるんですね!
ウイスキーを作っている職人さんたちには本当に感謝です!