こんにちは!たこぷーです!
ウイスキーって、お酒を飲めるお店ならどこに行っても置いてあるけど、実際に飲んでみたことはありますか?
ウイスキーと言えば「オンザロック」や「ストレート」が一般的な飲み方ですが、ウイスキーを初めて飲んだ人の多くは「アルコール臭い」とか「薬みたいな味がする」なんていう感想を持つことも少なくないはずです。
私も飲みなれていない時は実際に「正露丸みたいな味がする!」と思ったことがあります(笑)
ウイスキーを飲みなれていない人にとって、アルコール臭さは苦手な要素なようですね。
ですがウイスキーにはアルコール臭さを感じない、または和らげるとっても美味しい飲み方があるのをご存じでしょうか?
実は私がウイスキーを好きになったのも、ある飲み方がきっかけだったのです。
この記事では私をウイスキー好きにした美味しい飲み方を紹介します!
最後まで読めばウイスキーの美味しい飲み方がわかり、色々な飲み方を試しているうちに、気付いたらウイスキーにハマっているかもしれませんよ?
あ、私ですか?
私たこぷーはこんな人です。
一般人なので、逆に皆さんの参考になるのではと思っています!
この記事でわかること
ウイスキーはアルコール臭いだけのお酒じゃない
ウイスキーの美味しい飲み方
知らなかった飲み方と出会える
ウイスキーは超絶美味しい
Contents
ウイスキーは加水すると甘くなる?
まず、ウイスキーと言うのはアルコール度数40%以上のものが多いです。
強いお酒ですから、ストレートやロックで飲むと当然アルコールの刺激が口の中に広がり、喉を通るとピリピリとした感覚を覚えるはずです。
ところがウイスキーに加水を行い、アルコール度数20%程度以下まで下げることでアルコールの臭みや刺激が和らぎ、ウイスキーが持つ柔らかで甘い香りが際立ちます。
ウイスキー独特のアルコールの臭みや刺激が苦手な人は、割り物で割って飲んでみて下さい!
ウイスキーが甘い秘密は製造工程にあり
ウイスキーは様々な製造工程を経て完成します。
大麦麦芽だけで作られているモルトウイスキーを例にして、簡単に製造工程を見てみましょう。
簡単な流れ
- 精麦
- 粉砕
- 糖化
- 発酵
- 蒸留
- 熟成
- 混和
- 瓶詰
ウイスキーを作るためには非常に多くの工程を行います。
これだけでもかなりの手間がかかっていることがわかりますね。
では、ウイスキーが甘くなる工程は一体どこなのでしょうか?秘密を探っていきましょう!
\製作工程をさらに詳しく解説しています/
発酵
前工程で大麦から抽出された麦汁をウォッシュバックと呼ばれる発酵槽に入れ、イースト菌という酵母を投入します。
酵母は麦汁内に含まれる糖を食べ、アルコールと炭酸ガスを生成しますが、一緒にエステル酸という香気成分も生成します。
そして麦汁に含まれる乳酸菌と反応し、様々な香気成分を発生させるのです。
発酵段階からウイスキーの甘みの秘密があるのは驚きです!
熟成
発酵した麦汁を蒸留させて出来たのが、まだ雑味の多い無色透明のニューポットと呼ばれる酒。
出来たニューポットを樽に入れ、長期間寝かせる工程が熟成です。
熟成期間も様々で、数年、10年、20年と熟成させます。
ここまで長く熟成させているのを知ると、飲むときに感慨深くなりますね!
ウイスキーは樽の中で様々な変化をします。
樽の中で起こる変化
ニューポットの雑味が無くなりまろやかに
樽の色素成分によりウイスキーが琥珀色に変化
樽から香り成分が付加
長期熟成によりうま味が増加
ワインやシェリーを貯蔵していた樽で再度仕上げ熟成し、様々な風味を付加
この他にも面白い変化としてあげられるのが「エンジェルズシェア」。
樽の中で長期熟成をしていると、ウイスキーがわずかに蒸散し減ってしまうのです。
しかし、減った分のウイスキーは天使が飲んだと言われ、減った分だけウイスキーは美味しくなるのだとか。
なんともロマンティックな話ですね!
ウイスキーを飲むときに天使を想像してみて下さい。
ウイスキーがより美味しく感じるかもしれませんよ?
おすすめの美味しい飲み方を紹介
ここからはウイスキーを楽しむための美味しい飲み方を紹介します。
ウイスキーのアルコール臭が苦手な人にも飲める方法は沢山あるので、ぜひ参考にしてくださいね!
私のおすすめの比率も書きますので、参考にどうぞ!
しかしこれという決まりはないのでお好みで調整してくださいね!
水割り
水割りはもっともスタンダードで、ウイスキーにとって水は最高のパートナーかもしれません!
水を入れるだけでウイスキーの個性を最大限にまで引き出してくれます。
ウイスキー独特の臭みや渋みをやわらげ、芳醇な香りとほのかな甘みを感じることが出来ます。
私のおすすめの比率はウイスキー:水[1:1]です。
多少のアルコールを感じつつ、ウイスキーのもつ香りや甘み成分を感じることが出来ます
。ウイスキーの銘柄別の個性も感じやすいので、飲み比べしたい時にもおすすめですよ。
ちなみに私はウイスキーが苦手だったのですが、ウイスキーにハマったきっかけになったのは水割りでした!
友人宅ですすめられて飲んだのは「ジャックダニエルブラック」の水割り。
衝撃的に美味しかったのを今でも覚えています!
↓ジャックダニエルについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考に!↓
ハイボール
ウイスキーを炭酸水で割ったのがハイボールです。
ウイスキーの臭みを消しつつ、キリっとした味わいにすることが出来ます。
炭酸の発砲がウイスキーの香りを広げるので、ウイスキーのもつ匂いも同時に楽しむことが出来るでしょう。
私のおすすめの比率はウイスキー:炭酸水[3:7]です!
ウイスキーによっても相性は違い、メーカーが独自に美味しい比率を推奨している物もあるので参考に!
あとは個人の好みで調整してくださいね。
↓ハイボールについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ参考に!↓
ジンジャーハイボール
19世紀に北アイルランドで生まれたジンジャーハイボール。
ジンジャーエールのキリっとした辛みと、ウイスキーの甘みがうまく調和しています。
通常のハイボールよりも甘辛くなり、ウイスキー初心者の人や女性にも飲みやすいのが特徴です。
私もジンジャーハイボールは大好きで良く飲むのですが、ウイスキーを飲みなれていない友人に勧めたらとても美味しいと言っていました!
ウイスキーが苦手な人もぜひ飲んでみて下さい!
おすすめの比率はウイスキー:ジンジャーエール[3:7]です!好みに合わせて調整してください。
ウイスキーコーク
古くから親しまれているウイスキーコークは、ウイスキーというよりもカクテルに近いのが特徴です。
コーラの甘い香りがウイスキーの臭みを消してくれるので、ウイスキー初心者の人や女性に人気のある飲み方になります。
私のおすすめはペプシコーラです!
ペプシコーラの程よい酸味とウイスキーの香りの相性がとてもよく、甘すぎずサッパリ飲むことが出来ますよ!
おすすめの比率はウイスキー:コーラ[1:3]です!好みに合わせて調整してください!
\コーラ割りについて詳しく紹介しています/
ロック
こちらもスタンダードな飲み方です。
グラスに氷を入れ、ウイスキーを注ぎましょう。
飲み始めはウイスキーの臭みやアルコールの刺激があり、徐々に氷が解けてまろやかな口当たりに。
飲むタイミングで味わいが変わるので、変化を楽しみたい人におすすめの飲み方です。
氷の大きさを変えれば解ける時間を調整できるので、長く強めのウイスキーを楽しみたい人は大きい丸氷を。
早く溶けてまろやかにしたい人は砕いた氷を使用してください。
ちなみに、砕いた氷「クラッシュド・アイス」を使ったロックは「ミスト」と呼ばれる飲み方になります。
ロックはウイスキーに慣れてきたらぜひ試していただきたい飲み方です!
時間と共に変化する味わいがとても面白く、ウイスキーの臭みやアルコールの刺激、その後にくるバニラのような甘みをすべて楽しむことが出来ます!
お湯割り
日本酒の熱燗のように、ウイスキーもお湯割りで楽しむことが出来ます。
立ち上がる湯気からはウイスキーの香ばしいいい香りがします。
冬場などの寒い時期にぴったりの飲み方になります。
暖かいこともあって、水割りよりもアルコール臭さは感じません。
おすすめの比率はウイスキー:お湯[1:2]です!
水割りが普通に飲めるならお湯割りもおすすめの飲み方ですよ!
オレンジジュース割り
柑橘系の甘酸っぱさとウイスキーの渋みがうまくマッチしています。
ウイスキーというよりカクテルやリキュールに近い印象です。
特に女性におすすめ出来る飲み方ですね。
おすすめの比率はウイスキー:オレンジジュース[1:4]です!
ウイスキーを前面に出しすぎると、ウイスキーが得意でない人には少々飲みにくくなってしまうように感じます。
ウイスキーは薄目がよく、飲みやすくなるはずです。
牛乳割
意外な組み合わせかもしれませんが、牛乳のまろやかな口当たりがウイスキーのツンとくるアルコールの刺激を和らげ、とてもいい相性です。
スッキリとした味わいと優しく残るほんのり甘い余韻が心地いい印象です。
女性に特におすすめしたい組み合わせですね。
飲んでみるとわかるのですが、かなり優しい口当たりです。
予想以上に美味しいので、一度飲んだらハマってしまうかもしれませんよ?
おすすめの比率はウイスキー:牛乳[1:3]です!
牛乳の後にウイスキーのうま味を感じることが出来ます!
\牛乳割りについて詳しく紹介しています/
最後に
「ウイスキーと言ったらストレート!それ以外は本来の味を損なう!」なんていう人がいますが、非常に勿体ない考え方です。
ウイスキーにはこんなにも美味しい飲み方が存在するので、この記事を読んだ人は固定概念にとらわれず、自分の美味しい組み合わせや楽しみ方を見つけてくださいね!
若い人も年配の人も、みんなでウイスキーを楽しみましょう!
この記事が面白いと思ったらぜひ下記バナーのクリックをお願いします!